犬の独り言が始まる
どうもこんばんは、こんにちは、始めてブログをしてみました。
独り言や、投稿した作品、サークルの宣伝などをやってみようと思います。
簡単な挨拶だけですがよろしくお願いしますね。
しーゆーぐっぱい!
“こころ”
俺達の唄
作者 電柱.さん
サークル キツネアメ
読み終わってまず出てきたのが、あぁ……という感嘆のため息でした。本当にこの話は良かった。
念の為、ネタバレだらけになると思われるので未読の方は注意。
感想
こころちゃんが主人公ということでどのようなお話なのだろうかと思っていました。
そうして始まる物語は、一ページ目からお話にひきこまれていきました。
始まりがお世話になった人との別れ、そうして新たな出会いで始まります。名を「キクスイ」、そんなおばあちゃんの元で過ごすこころちゃん。不器用なこころちゃんとそれを見透かすキクスイさんの掛け合い、そして後から来る屠自古と布都のやり取りがとても好きです。
そうして他に問題を抱えるこころちゃんと神子とマミゾウは何も分からない異変の解決に奔走しているんですが、はじめは本当に何も分からないくてワクワクさせられました。
徐々に疑問を持ってキクスイさんのことをきちんと知りたいと思っていくこころちゃんは本当に健気で、すごいと思います。
心のままにキクスイさんに感情的にぶつかり会うところは本当に強くてやばかったです。これが本当に人間なんだなと思います。
本編を通して、本当に“こころ”が重要視されているように思っていて、笑わかせてくれるところもあればシリアスなところもある。人間の持っている“こころ”というものが描写されていてまじで熱かったです。
表情豊かなこころちゃんともとても可愛いし、問題が一つ上がる度、“こころ”を向けて向かっていくことが本当良かったです。
抱え続けた異変をしっかりと向き合って解決して、それでも“こころ”は前を向き続けたことは本当に強くて、かっこよくて……言葉にできません。
取り急ぎ書いた感想なのでもう少し収まればまた書き直すかも知れませんが本っ当に良かったです……最高すぎる。
この作品に出会えて本当に良かった。
飛行機雲のこと
暑い。最近本当に暑いですよね。
こんな時はだらだらしたくなりますがそういう訳にもいかず……
まあそんなことはいいんですが。
初夏なので爽やかな?話がしたいと言うことで自作の話。
読んでない人は読んでからの方が良いですね。
「此処にひこうきぐもは無い」
https://coolier.net/sosowa/ssw_l/227/1581256880
この話ってそもそも早苗が懐かしいって思うところから始まるんですが、普段の日常で何か引っかかるような思い出や、懐かしいと思うことってありませんか?……無い?いや、それならいいんですけどね。
早苗の思考はやっぱり幻想郷の思考じゃないと思うわけですよ。現代日本人の思考というか。
電気製品が身近にあってインターネットで人が繋がって、と言うような(風神録は2007年だからその辺のインターネットの知識かもしれないけれど)日常を過ごしていたと思うんですよ。日常から非日常に来た彼女にとっては非現実的というか。
そんな時に気がついたのが、飛行機雲が無い、ということなんです。
普段、飛行機雲って条件さえ揃えばどこにでも表れるような雲じゃないですか。青い空を一直線に白い雲が伸びている……そういう人工的な雲なわけです。
そも、幻想郷に飛行機なんて飛ぶわけないですよね。外の世界と繋がっていれば飛ぶかもしれませんが、空を飛ぶのは幻想少女たち。飛行機雲なんて作れないわけです。
私の解釈では幻想郷の空と外の世界の空は違うと思うんです。確かにひと繋がりになっているのかもしれない、だけれど結界がそれを邪魔しているのだと解釈しています。
だから飛行機雲は幻想郷にはあらわれない。それを早苗は菫子と話して気がつくわけです。
そうして悩んでいたのが馬鹿らしくなるわけです。何故って、だって幻想郷は外の世界じゃないことに気がつくんですもの。早苗は幻想郷が外の世界と地続きにあるものだと解釈しているのならそれを混同させてしまうわけです。
幻想郷は外の世界と同じだと。そんなはずがないんですよ。現代の幻想達が闊歩しているこの世界に、外の世界の認知や常識なんか通じるわけないのですから。そんな当たり前のことを気がついてないから驚きなわけです。馬鹿らしくなって笑いたくもなります。実際早苗は笑ってますが。
そうして次は菫子との対比です。
菫子と早苗は似ているようで根本的に違うと思うんですよ。(人が違うので当たり前なんですが言わせてくださいな)
外の世界の住人と住人だった人。
幻想に馴染まない人と馴染む人。
幻想が遠い人と近い人。
とまあそんな感じですかね。対比がよくできる二人ですね。
早苗は幻想に入り込んでしまった人でもあります。おそらく自分の意思ではあるんでしょうが、それでも入り込んでしまった、と私は思います。だって神様、二柱に引き込まれたようなものですから。神隠しと言っていいかも(言い過ぎ?)しれない。
この二人を対比させることによって早苗の外への心境というのが分かるのかもしれません。
菫子は幻想郷に非日常で生きていて。早苗は幻想郷に日常で生きている。
そんなことを気が付かされるようなそんな感じがします。
そうして早苗はひとつ笑った後に気がつくのです。ここは日常、早苗の世界が終わったことを。
幻想郷に飛行機が来るのは一体いつになるんでしょうね。確実に言えるのは彼女が死んでから、ということだけです。
脳裏に浮かぶ飛行機雲を早苗は空に写すのでしょう。死ぬまで見ることの無い世界を早苗は生きて行くのでしょう。
そんなお話でした。
ではまた。
鈍器を作った話
こんにちは、こんばんは、お久しぶりです。
今日は鈍器(本)を作ったお話です!
総集編
A6、表紙込み700ページのぶっとい本を作りました。
もう太くて自分でも驚きです。
創想話でまとめるとこんなに太くなるのか、と驚き。
そんな報告でした。そして宣伝。
BOOTHで予約販売しています。
https://alone-labyrinth.booth.pm/items/2481727
エアコミケ合わせで送るので12月30日以降に発送になりますが良ければ見てみてくださいね!
それでは。
しーゆーぐっばい!
子猫の物語は正邪を変える
とりあえず言わせてください。
最高です!!!!!!(読み終わった直後のテンション)(爆上げ)
おほん、言い忘れてました、読んで好きだと思った作品を今回は紹介しようと思います。(作品紹介という名の感想大会になります)
「鬼人正邪、猫を飼う」
作者 めそふらん氏
投稿日 2020年11月4日
サイズ 22.39KB
https://coolier.net/sosowa/ssw_l/233/1604412264
あらすじ
荒む鬼人正邪は里の裏路地にてゴミのように目が覚める。昨日のことを思い出し、鬱憤を貯めていると、すぐそばに死んだ親猫とその子猫がいた。横目で見ながらその日は去ったが、次の日に気になって見に行ってみると……
ここから始まる物語はまさに鬼人正邪。ゴミのように目が覚めるのかとても良いですね……
ここから感想とネタバレ注意
子猫と正邪がとても可愛い。それはもう可愛い。可愛すぎて死にそう。というか死んだ。
もうね、とりあえず正邪が正邪してる。(?)
天邪鬼しててなおかつ子猫愛してるの好きすぎる。
感動しまくって、それにめちゃくちゃ面白かった作品です……ああ出会えてよかった。
この正邪は確かに天邪鬼なんだけれど、そうじゃない一面みたいなのが感じられてとても好きです。こう……天邪鬼だけじゃない、というのがとても良くて。子猫のこと、とても鬱陶しく思っていても、何故か気にかけていて……本当に好きすぎる。
しかも最後に名前をつけてあげるなんて!めちゃくちゃ良い……
あと橙正……話の本筋としては助けてもらった正邪はあとから橙に追い回されそう……厄介者なのにさらに厄介になってそう……
めっちゃ関係ないけど橙正はいいゾ。
この話の正邪が子猫と一緒に変わっていって、最後に「家族」として一緒に居続けることが出来たら幸せなんだろうなと勝手に思いました。
この作品は最高だぜ!!!
このまま勢いで終わります!!!
しーゆーぐっばい!
虫は蠢くのか?
まずは一言。
この作品のリグルは性悪である。
おおっと、言い忘れていました。こんにちは、こんばんは。またお会いしましたね。
今回も私の好きな作品を紹介するために筆を取った次第です。
作品紹介からですね。
「リグル・ナイトバグは蠢かない」
作者 南条氏
投稿日 2013年6月8日
サイズ 574.45kb(約287,000文字)(28万7千文字!)
http://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/184/1370648077
あらすじ
リグル・ナイトバグは小さな家を持っている。その家に住むいかれた仲間(という名の徒党とも言う)の一人、ミスティア・ローレライのバンドを見に行き、そしてリグルは確信する。これは金になると。そうしてバンド、鳥獣伎楽はプロデュースされ、リグルは幻想郷中を巻き込んでいく……
とまあ短く纏めるとこんな感じになります。リグルが鳥獣伎楽をプロデビューさせるという無謀なことをはじめ、七転八倒する話です。
感想(レビューの体裁ではありますがこちらの方が本題)
読み終わった後の、この作品の熱量はすざまじいものでした。ひとつの大きな物語が成し遂げることが出来た、ということを感じることが出来たのです。
この作者のリグルやキャラはとても癖のあるキャラです。それがとても良いと思わせてくるのがとても素敵だと思います(一個人の感想です)。性悪なリグルが鳥獣伎楽を説得し、そしてさらに幻想郷の有力なもの達を説得していくところがとても良いのです。何度転んでも這い上がる泥虫のように、諦めの悪いリグル……その泥臭さに私は魅了されてしまっていたのかもしれません。独自のキャラ性、それでも強く、見せてくる一人一人のキャラたち……本当に素敵だと思います。
そしてバンドを完成させる所までの道筋が細かく書かれていてとても面白いのです。本番当日、とあるキャラに会場を滅茶苦茶にされ、それにリグル達は追い回されます。その時の一人一人の成長といったら!ああ、素敵だ……本当に素敵だ。
その後の後始末もきちんとつけるリグルだからこそ惚れてしまいそう。(女の子って分かっててもね……)
この作品を読むのは大変ですが、それでも私はおすすめをします。
キャラたちの成長を感じて欲しいと思うのです。
そして私はもう一度これを言って締めましょう。
この作品のリグルは性悪である。しかし、とても頑張り屋なのだ。
これを私は言いたかった。
とても素敵な作品に出会えたこと、感謝します。
いつかのリグルに幸運がありますように。
それでは。
名華祭の新刊と欠席について
こんにちは。お久しぶりです。
今回は東方名華祭14に出す新刊の紹介です。
「空は地に」
A6、104ページで頒布価格500円になります。
お空が家族のために頑張るお話です。
表紙はくろはすみさん、表紙デザイン、組版は上条怜祇さんにして頂きました。本当にありがとうございます。
以下サンプルになります。
見てくれた人どうかよろしくね!
そして今回は、コロナウイルスでサークル参加が出来なくなりました。
ですが!F30「月花亭」さんにて委託販売をさせていただくことが出来ました!ご好意ですのであまり部数はありませんが、当日行かれる方は是非寄っていってくださいね!
それとメロンブックスさんにて予約受付中です。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=695686
簡潔になりましたがこれで失礼します。
お風邪など引かれないように気をつけて。
それでは。
しーゆーぐっばい!
これからのイベントについて
こんばんは、こんにちは。
最近は元気にしていますでしょうか。世間は大変ですが今回はこれからのイベントのことについて話していこうと思います。
まずはげんましんクエスト。
2020年4月12日に開催予定でしたが疫病によって延期となりました。
延期先は2020年7月12日との事です。この日に行けるのであればよろしくお願いします。私はサークルで参加致します。
そしてイベントで出そうとしていた新刊のお知らせです。
「だれも知らぬものへ」
シンギョクの小説本で、A6、72ページです。短編集なのでサクッと読めると思います。
委託をしていますので良ければそちらでお願いします。当日に来てくだされば嬉しいですね!
メロンブックス→https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=647560
BOOTH→https://alone-labyrinth.booth.pm/items/1952575
次に出るのは名華祭。URL→http://meikasai.com
2020年8月9日に開催されるらしいです。延期にならないことを祈りますが……
頒布物の予定ですが、東方創想話で投稿しましたお空のお話、「たとえ高く飛べたとしても」を投稿時に書かなかった所を増やしたり、書き下ろしを加えて本にする予定です。時間のある人はまた遊びに来てください。原稿今から頑張ります!
このイベントが今年最後になると思います。
文々。新聞友の会に参加します。URL→https://bunbunmaru-np.com/index.html
2020年11月8日開催予定みたいです。
こちらはネムノさんの過去のお話を書こうと思っております。まだ大体のプロットが出揃ったばかりなので、まだまだ内容は決まっていませんが……頑張ります。
業務連絡のようなこれからのイベントについてでした。
げんましんクエスト、7月12日
名華祭、8月9日
文々。新聞友の会、11月8日
この三つでお会いしましょう。どうかよろしくお願いします。
それでは。
しーゆーぐっばい!